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アンチ・ドーピング委員会

【COLUMN_Vol.4】その治療あきらめてない?

2017年9月6日

Anti-D-Column

Vol.4 その治療あきらめてない?

 

1)TUEって?d8a0693392bdf23198b92846d4881aaf_s

TUE(使用特例措置)という制度があります。事前に手続きをし、承認されると禁止物質・禁止方法でも治療に使用することができます。

承認条件は以下の通りです。

・使用しないと健康に支障が出る

・他に治療方法がない

・競技力を上げない

・ドーピングによる副作用の治療が、使用の目的でない

 

例えばプレドニゾロンなどのステロイドは禁止物質にあたりますが、突発性難聴に対しての内服や点滴注射はTUEを申請することで使用が認められます。申請は、原則として大会の30日前までに行う必要があります。

 

2)TUEが必要な選手と大会は?

国内大会については、年度毎にJADA(日本アンチ・ドーピング機構)ウェブサイト(http://www.playtruejapan.org/disclosure/2017-tue/)に公開されています。来年度の情報はまだ公開されていませんが、ライフセービング競技も対象となる予定です。国際大会については、すべてTUE申請が必要になります。対象選手は、上記のTUE申請が必要な国内大会と国際大会に出場する選手すべてとなります。

 

3)TUEの申請方法は?

申請に必要となる書類はJADAウェブサイトからダウンロード(http://www.realchampion.jp/download/6)できます。医療機関に受診し、医師に検査結果や診断内容を先程の書類に記入しもらい、JLAアンチ・ドーピング委員会に提出してください。アンチ・ドーピング委員会で書式や内容を確認後、JLAから国際競技連盟やJADAへ提出をします。その後審査の結果が本人へ通知されます。

 

4)選手の皆さんへ

注射等の治療があった時、薬を使った時は、普段から記録を残すように心掛けてください。ご不明な点があればJLAアンチ・ドーピング委員会にお気軽にお問い合わせ下さい。

 

JLAアンチ・ドーピング委員会 委員/小西 由紀

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