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アンチ・ドーピング委員会

【COLUMN_Vol.5】うっかりドーピングについて/薬を使いたいとき

2017年12月18日

Anti-D-Column

 

〇うっかりドーピングについて

競技力向上のために意図的に禁止薬物を使用することは違反行為です。しかし、いま問題となっているのは、意図せず禁止薬物を摂取する“うっかりドーピング”です。

日本国内では意図的に薬物を使用した事例はほとんど無く、多くはサプリメントの使用による“うっかりドーピング”とされています。特に海外製のサプリメントは、成分表示の一覧へ表示されていない成分が混入しているケースが多いと言われています。

また身近に手に入る市販薬にも、うっかりドーピングの危険性があります。代表的な例として、風邪薬に含まれることがある“エフェドリン”によるものが挙げられます。

 

〇薬を使いたいとき

「大会前に風邪気味で、薬局で買った薬を使ったら、実は禁止薬物が入っていた!」というのもドーピング行為にあたります。

体調不良などで薬を使う時は、禁止薬物が含まれていないか、きちんと調べてから使用することが大切です。その際の便利ツールをご紹介します。

 

①スポーツファーマシスト検索

身近なスポーツファーマシスト(アンチ・ドーピングの知識を持った薬剤師)を検索できます。

http://www3.playtruejapan.org/sports-pharmacist/search.php

 

②Global DRO

医療用医薬品について、禁止物質が含まれているかどうか、検索することができます。http://www.globaldro.com/JP/search

 

③日本体育協会アンチ・ドーピング使用可能薬リスト(2017年度版)

禁止薬物の含まれていない薬が掲載されています。

医療用医薬品のほかに市販薬についても用途ごとに記載されています。

http://www.japan-sports.or.jp/Portals/0/data/supoken/doc/2017anti-doping.pdf

 

①と②はいずれも日本アンチ・ドーピング機構(JADA)のHP上から検索することが可能です。またJLA、HPのアンチ・ドーピングのページにバナーもあります。薬を使用する際はこれらのツールを利用して事前に確認することをおすすめします。自分で判断することが難しい場合には、これらを印刷して病院、薬局、ドラッグストアなどに持って行き専門家に聞いてもよいでしょう。ぜひ活用してみてください。

JLAアンチ・ドーピング委員会 委員/小西由紀

 

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