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アンチ・ドーピング委員会

【COLUMN_Vol.2】

2017年2月28日

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Vol.2

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★なぜドーピングはいけないのか

「ドーピング」

最近ニュースなどでこの言葉を耳にすることも多いかと思います。ドーピングとは、競技力向上のために不正に薬物を使用することです。

・競技の公平性が保てない

・健康を害する

・反社会的である

・チームの仲間やサポートしてくれている人たちを裏切る行為である

たくさんのネガティブポイントがあり、スポーツの価値を守るためにはこのような不正行為はあってはなりません。

 

★禁止表国際基準とは 

禁止表国際基準は、禁止物質及び方法を定めた一覧表です。毎年更新されます。毎年10月1日に翌年の禁止表が公示され、翌年1月1日から12月31日まで適応されます。

“禁止物質”には常に禁止されるものと競技会時のみ禁止されるものがあります。競技力を向上させる可能性もしくはそのような薬物の使用を隠す作用があるか、健康を害するリスクがあるか、スポーツ精神に反するかが検討され禁止物質として掲げられます。

また、濫用のパターンを把握するためにWADA(世界アンチ・ドーピング機関)が監視する物質として“監視物質”があります。(監視物質がドーピング検査で検出されても、ドーピング違反にはなりません。)監視の結果、濫用が認められれば禁止物質へ移行する場合があります。一例としては、ロシア女子テニス界の妖精が2016年1月の全豪オープンにて実施されたドーピング検査で陽性だったいうニュースは記憶に新しいのではないでしょうか。検出されたのはメルドニウムという物質で、本来は狭心症発作を減らす薬です。(日本国内未承認)持久力向上の可能性があるとして2015年より監視物質となり、濫用が認められたため2016年1月から禁止物質となった矢先の出来事でした。制裁期間は1年3ヶ月となっていますが、資格停止・出場停止は選手生命に大きく影響します。「知らなかった」では済まされません。使用している薬が現在問題なくても今後禁止物質へ移行する可能性は大いにあるのです。

 

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★ライフセービング競技を行う選手のみなさまへ

競技を行う上でクリーンであることはとても大切なことです。レスキューという正義感の強い競技だからこそ、ライフセーバーにはクリーンであり続けてほしいと考えます。近い将来、ライフセービングの国内競技大会においてもドーピング検査が導入予定のため他人事でなくなってきます。自分を守るため、チームを守るため、ライフセービングという競技を守るため、今以上にアンチ・ドーピングに対して目をむけてください。胸を張ってクリーンな競技者でいられるようにしましょう!アンチ・ドーピング委員会は、アウトリーチプログラムやHPのコラムを通じてライフセービングが日本を代表する競技のひとつであり続けるためにアンチ・ドーピング活動を行っていきます。

 

JLAアンチドーピング委員会 委員/小西 由紀

 

アンチ・ドーピング委員会

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